2018/10/16
10月14日(日)、清見町の了徳寺において、清見組お待ち受け法要が勤まりました。
来年5月に行われる高山教区・高山別院宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要に先駆け行われたもので、組内住職・坊守始め150人の方が集われました。
法要は御遠忌に向けて教区で取り組まれている「正信偈真四句目下・五淘」の同朋唱和で勤められ、満堂の中、参詣者一同によるお勤めの声が響き渡りました。
記念公演の講師は高山一組真蓮寺住職の三島大遵氏で、講題は「中村久子の世界 ー念佛を生きる力にしてー」。中村久子さんの生涯をお聞かせいただき、あらためて我が身が問われる法要となりました。
―講演要旨―
幼い頃に病気で両手両足を失った中村久子さん。壮絶な人生に苦悩し、他人や自分をも恨みましたが、お念仏の教えに出遇い、我が身を引き受けていく道を生きて行かれました。私たちも日々、色んな思いを抱えて生きていますが、親鸞聖人や中村久子さんが生きられたお念仏の歴史に連なっていきたいものです。