2019/02/25
昨年7月、記念事業の追加工事として本堂内陣の本間床板工事が立派に完成いたしました。
嘉念坊上人の御廚子については、別院列座職員の指定寄付により御修復が進められてきておりましたが、その前に余間床板もこの機会に修復が出来ないかの声が出てまいりました。そのような中、余間については予算の上で厳しいとの状況もありましたが、師子吼会(若手声明学習会)から余間床板工事の現物寄付をいただくこととなり、嘉念坊上人祥月命日を前に、余間工事も実施することができました。
今回の余間工事では、左余間を全て畳敷きに変更し、右余間については、嘉念坊上人の廚子が安置される場所に、本間床板で使用されていた欅板を採用することとし、手前を畳敷きに変更いたしました。
嘉念坊上人廚子についても、余間工事完了を待って2月25日設置がなされ、内陣が立派に整いました。