2018/09/19
今年度の別院報恩講伽陀の練習を踏まえ、そして、御遠忌法要に向けて。
9月11日午後7時半から、清見組了因寺において、師子吼会による公開声明講習会が開催されました。
当日は、高山二組円徳寺住職窪田純氏を講師に約20人の参加を得て、報恩講伽陀を中心に練習が行われました。
明年の飛騨御坊御遠忌の御満座では十淘のお勤め次第が予定されていることから、まずは、今年の報恩講でお勤めする報恩講伽陀しっかりと習得し、その上で、報恩講後には御遠忌のお勤め練習を進めていくとのことです。
<声明講習を受講して(感想) 清見組了因寺住職 渡邊侑希氏 >
今回、限られた時間の中でしたが、報恩講の登高座・下高座の際に用いる伽陀を主に教えて頂きました。一見、同じように見える淘でも、その種類や定義は様々で、私にとっては目からウロコの連続…。今まで自分がやっていた伽陀が、いかに自己流だったかを思い知らせれ意気消沈でしたが、皆が声を揃えて大声でするお勤めはやはり気持ちが良く、美しいなあと改めて感じました。来たる御遠忌に向けて、各住職にとっては有意義な講習の場になったのではと思います。